蛙のつぶやき

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横浜道場 特別編 「アジャイル開発 基本のキ」に参加しました

というわけで、5月25日に、アジャイルサムライ横浜道場 特別編 に参加してきました。

本編

今回は、アジャイルサムライの監訳者、@さんによる、AgileJapan2012の再演とのこと。当日行けなかった自分としては、是非とも参加したい!
虎視眈眈と席を狙い、当日やっとキャンセル待ちのところに滑り込めました。


講演の内容は、nawotoさんのブログから辿っていただくのが良いと思います。
http://d.hatena.ne.jp/nawoto/20120515/1337062487 (@様)

また、参加者の方々の詳細なレポートも。
http://d.hatena.ne.jp/absj31/20120525/1337976374 (@様)
http://d.hatena.ne.jp/skowata/20120525 (@様)
http://d.hatena.ne.jp/y_sumida/20120526/1338030740 (@様)
http://grimrose.blogspot.jp/2012/05/agilesamurai_26.html (@様)


この講演は、アジャイルを知らない人に説明することが前提となっており、講演 → ワークショップ → 講演 という順で進行していたので、ただ講座を聴いているよりも、理解が深まっていると感じました。
間にワークショップを挟んで、一度、体感してみるというのは有効、かつ重要ですね。
説得力が増します。


ビアバッシュ

本当は、本編に「アジャイルサムライ」についての質問コーナーがあったのですが、今回は滑り込みで申し込んだため、質問を登録することができていませんでした。
(一応送ってはいたのですが、受付時には何を書いたのか忘れていた…。)

ですが、ビアバッシュ中に@さんから声をかけて頂き、再度、nawotoさんへの質問タイムを作って頂きました。本当にありがとうございました!


自分が訊きたかったのは次の2点。

1.「暗黙的な期待をマネジメントする」コツは?

細かい事例で質問攻めにしてしまったのですが、重要なのは以下の点と解釈しました。

  • 暗黙的な期待を暗黙のままにしてはならない。明示的な期待にしていくこと。
  • 「ご近所さん」との対話が重要。
  • 期待感を可視化(リスト化)し、お互いの認識を合わせる。
  • (表現に気をつけて)ズバリ訊く。「こんな感じで良いですか?」

 

2.「アジャイルサムライ」の翻訳で印象的だったり苦労した点は?

「荒ぶる四天王」の部分。

原著では「Furious Four」となっていて、最初は翻訳のイメージが、なかなか固まらなかったとのこと。
著者のJonathan氏に尋ねたら「君はカンフーパンダを見てないの?」との回答が。それでノリやイメージが一気に掴めた、と仰っていました。
カンフーパンダに出てくる「マスター・ファイブ」は、英語版だと「Furious Five」なんですねー。改めて英語字幕で見てしまった。

カンフー・パンダ [Blu-ray]

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日本風に「Four」を「四天王」、「Furious」を「荒ぶる」とすることで、開発チームの前に立ちはだかる「荒ぶる四天王」が誕生!

一発でニュアンスが伝わってくる、とても素晴らしい翻訳だと思います。
(もしやこれって暗黙の事例を対話によって明示化し、解決した例では…。)


サインください!

質問とは関係ないのですが、「アジャイルサムライ」にサイン頂きました!
布教用ではなく、学習用の本に入れて頂いたので「共に学びましょう!!」の言葉が励みになります♪

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アジャイルサムライ」は、もうすぐ8刷が出るみたいです。おめでとうございます!

アジャイルサムライ−達人開発者への道−

アジャイルサムライ−達人開発者への道−

今回も、充実した時間をありがとうございました。
nawoto様、横浜道場スタッフの皆様、参加者の皆様に感謝です。