リーダー塾 卒業式
2014年5月15日にリーダー塾の卒業式がありました。 色々と大変なことも、楽しいこともありましたが、あっという間の1年間でした。
リーダー塾では、1年間の集大成として、ライトニングトークスを行います。 私の当日の発表資料は以下の通り。
事前の不安をfacebookでぶちまけてたら「歴史に残るプレゼンを」というコメントを頂きましたが、女性が「パンツ」を連呼する、ある意味で歴史に残るものだったかもしれません…。
LTでは、卒業文集で書ききれなかった事を話すよ…と言っていたのですが、5分という制約の中、話すことを削りに削ったら、事前説明が無いと訳のわからない部分が出てきてしまいました。 (現に相方に見せてみたら、分からん!と言われた;)
以下では、LTに載せることができなかった『これまでに自分を形成してきた書籍』について記載してみます。 スライドの考えに至った理由が垣間見れれば幸いです。
参考書籍
リーダー像
有名どころですが、リーダー塾参加以前に、仕事でのリーダー像に影響を与えた書籍です。
- 作者: トム・デマルコ,ティモシー・リスター,松原友夫,山浦恒央
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2001/11/26
- メディア: 単行本
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- 作者: トム・デマルコ,伊豆原弓
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2001/11/26
- メディア: 単行本
- 購入: 14人 クリック: 119回
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デバッギング ザ デベロップメント プロセス―理想的な開発工程を目指して (マイクロソフトプレスシリーズ)
- 作者: Steve Maguire,遠藤美代子
- 出版社/メーカー: アスキー
- 発売日: 1995/12
- メディア: 単行本
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ソフトウェア開発の仕事をするにあたり、デスマーチに放り込まれることが多かった頃、これらの本に出会いました。 当時の自分の現場と正反対であった、これらの本を読み、チームリーダーとはどのように動くべきかを考えた結果が、サーバントリーダー的な現在の志向に繋がっています。
他にも、エクストリームプログラミングとか、ドラッカーとか、クリティカルチェーンとか影響を受けたものは色々あるのですが、色濃く残っているのはこの3冊ですね。
ストレングスファインダー
リーダー塾で行われたストレングスファインダー。
皆のLTにも出てきたので、説明を端折りましたが、要は「自分の強みとなる要素を発見するテスト」のようなものです。 詳しくは、以下の本を参照。
ストレングス・リーダーシップ―さあ、リーダーの才能に目覚めよう
- 作者: トム・ラス,バリー・コンチー,田口俊樹,加藤万里子
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2013/03/23
- メディア: 単行本
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自分は、これで強みを見つけ、どんなことができるか?に関してはパーソナルキャンバスを書いて定期的にスキル(?)の棚卸をすることにしています。
- 作者: ティム・クラーク,アレックス・オスターワルダー,イヴ・ピニュール,神田昌典
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2012/10/26
- メディア: 大型本
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パーソナルキャンバスはビジネスモデルキャンバスを個人に適用したもので、自分に何ができるか?を発見する手助けをしてくれます。
以下は空き時間にざくっと書いてみたもの。
自己開示
スライドでは「そうだ パンツ 脱ごう」というフレーズで表現していますが、平たく言うと、相手に受け入れてもらえるためには、まず自分を開く必要がある、ということです。 アネゴが教えてくれた、このパンツの例え以上に納得できるフレーズを私は他に知りません…。
最初に自己開示を意識したのは、新人で激務な時に相方との関係に悩んでいた際に読んでいた本でした。
恋愛の心理―男と女が向かいあうとき、すれちがうとき (知的生きかた文庫)
- 作者: 国分康孝
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 1996/09
- メディア: 文庫
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「いい結婚」ができる人できない人―後悔しない「相手・条件・時期」とは
- 作者: 國分康孝
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 1999/02
- メディア: 単行本
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自分をラクにする心理学―幸せにずっと近くなる考え方 (PHP文庫)
- 作者: 國分康孝
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 1997/12
- メディア: 文庫
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恋愛や結婚の話が多いのは、そのあたりで悩んでいたからです。ハイ。 この考え方が、仕事へも応用できることに気づいたのは、だいぶ後になってからなのでした。
リーダーに絡めて、次はこのあたりの本を読んでみようかと思っています。
- 作者: 国分康孝
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1984/03/19
- メディア: 新書
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視点にこだわる
今回の発表は「視点」という言葉を使っていますが、自分が「別の視点」を探すきっかけになったのがこの本。
- 作者: ベラ・ブライヘル,サリー・バルエル,桑畑英紀,小河祐子
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2009/12/15
- メディア: 単行本
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はじめてのコーチングの時、コーチからアニマルシンキングとワークショップの存在を教えてもらい、Webで調べたところ、この本がヒットしたので読んでみた、という流れです。
「視点を変える」と一言で行っても、具体的にどうしたら良いかわからないものですが、この本はそれを動物達のストーリを交えて教えてくれます。
例えば「コウモリのように逆さまに考える」など。
アイディアを絞りだすための発想法で「逆転」という名称で呼ばれていますが、動物の特徴を重ねることで、よりイメージしやすいものになっています。
もう一つ、別の視点を強く意識したものとして、リーダー塾の先輩方も多く関わっている、TOCfE(教育のための制約条件理論)を挙げておきます。
- 作者: エリヤフ・ゴールドラット,三本木亮
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2002/02/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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自分がよく使っていたのは、対立する2つの事象に共通する目的を見つけ、それらを満足させる案を導き出すための「クラウド」という手法です。 物事に対する画一的な見方を(良い意味で)疑うことと、その方法を教えてくれました。
〆
とりあえず、LT資料に盛り込めなかった分のバックグラウンド紹介でした。
リーダー塾に参加する前は、これらの内容が私の中でバラバラに存在していたのですが、塾でリーダーシップについて考えていくにつれ「あ、これ使えるんじゃないか?」という発見が多くなっていき、ようやく自分の中で繋がった気がします。
最初はこのあたりを絡めて「学んだこと」を発表しようか迷っていたのですが、コーチングで、自分が一番伝えたい事は何か?を突き詰めた結果、スライドの内容となりました。
- そうだ パンツ 脱ごう
- チームだけでなく自分自身にもリーダーシップを
塾生としてはここで修了となりますが、今後もこの2点を忘れず、様々なことにチャレンジしていくつもりです。
一年間、ありがとうございました。
そして、これからも、どうぞよろしくお願いします。