蛙のつぶやき

Twitterのつぶやきを補足。システム開発、プログラム、ガジェット、趣味、地元話など。

//build/ から de:code 2015、その先へ vol.3

展示ブース

de:codeはセッションだけじゃありません。 2日目のセッションの合間に、主にモーションセンサーやVR系の展示ブースをまわってきました。

MADOSMA

www.mouse-jp.co.jp

今回、当日に様々なWebメディアで速報が上がっていましたが、個人的に一番の盛り上がりだったのは、久々の国内展開となるWindowsPhone「MADOSMA」の存在でした。

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ブースには、ほぼ工場出荷に等しい状態(WindowsPhone 8.1)の端末と、Windows10を適用した端末の2種類が展示。まさか実物が展示されているとは思わなかった私はかぶりつきで触りまくり、ブースのお兄さんに「Kicさん滅茶苦茶うれしそう…」と呆れられる始末。

6/18に発売が決定しているMADOSMA、Windows10 Ready機としても十分アリだと思います。

MADOSMAと言えば、今後いろいろなイベントも企画されていますので気になる方は是非。

  • Windows Phone Arch in Tokyo#4 (MADOSMA当日祭)

https://atnd.org/events/66889

  • Windows Phone非公式アプリコンテスト おでコン

http://odecon.azurewebsites.net/

Intel RealSense

www.intel.co.jp

周りに所持している人は多いものの、なかなかお目にかかれなかったIntelのモーションセンサー、RealSenseを見て(というか遊んで)きました。やはり展示会などで機能をアピールするには、ゲームが効果的ですね。

RealSenseはWindows10に搭載される、Windows Helloという生体認証システムに対応しており、将来多くのハードウェアに内蔵されるとアナウンスされています。
OSレベルでモーションセンサーのサポートがあることも考えると、今から予習しておいてもいい技術かと。

Intel RealSense SDKセンサープログラミング

Intel RealSense SDKセンサープログラミング

近々、Intelのさらに上をいくセンサーを見せていただく機会もありそうなので、そちらも楽しみです。

Intel Compute Stick

www.intel.co.jp

Intel社製のスティック型PCです。
某M社の製品同様、HDMI出力でTV等に接続できることがウリなのですが、こちらはTV側のコネクタに直差しできます。

また、排熱を考慮した筐体になっているのポイント高し。
この手の小型PCはどうしても排熱効率がネックになってしまうので、今度はこれをAir銅鑼に入れてみたいですね。

OculusRift + LeapMotion

今やVRの王道(?)
BBソフトサービス社さんが、VRゴーグルのOculusRift と 手を認識するモーションセンサーのLeapMotionの組み合わせを展示していました。

デモについての詳細は、出展されていた中村さんのBlogでどうぞ。

www.naturalsoftware.jp

ちょうどブースへ伺った時に中村薫さんがプログラムの更新をされていて、前日にLeapMotionでリリースされたばかりのImage Handという機能を適用したというので、これ幸いと体験(写真ありがとうございます)

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前のフレームをベースにした手の形より、Image Handの方が認識・描画がスムーズでした。 また、以前は手の裏表を誤認識することが多かったのですが、それが少なくなった印象を持ちました。

所感

今回はじめてde:codeに参加したのですが、2日間丸々楽しむことができました。
開発者がターゲットということで、これから何かを作りたくなるような、開発欲を刺激するセッションや展示が多くあるので、楽しめないわけが無いです(笑)

また、//build/の中継を見て新機能を知り、de:codeで自分の目で見て体験するという流れもおススメできると思いました。これから、Keynote以外のセッション動画やスライドも公開されると思いますが、見逃したセッションもじっくり見ていきたいと思います。

そうだ、最後にボヤかせてw

…動体モックでなくても、ガワだけでも見たり被りたい人は多いと思うのですよ。
次回の登場に期待しています。