蛙のつぶやき

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アジャイルサムライ横浜道場 特別編 パネルディスカッション に参加しました

今回は特別編、ということで6名のパネラーを中心に、テーマに沿ったディスカッションを行う、という形式です。第6章まで読み込んだ知識と、各人の経験を踏まえ、思う存分議論する場となりました。

道場の告知URLはこちら。
http://www.zusaar.com/event/355105

全体の雰囲気はゆかりんのーとからどうぞ。
https://yukar.in/note/ckFkBf


会場構成

正面の席にいらっしゃるパネラーは
・やすにし様
・モリノ様
・たのっち様
・ジョーカー様
・せみや様
・てらひで様
の6名。


その背後に、
横浜道場主 @tw_takubon様、埼玉道場の @inda_re様が鎮座し、パネラー席の上手には、マサカリ、もとい7番アイアン投げの達人 @enum様が目を光らす、という素晴らしい舞台配置でございました。


感想

今回はパネラー方の背景がまちまちであるため、様々な角度の意見が聴けて楽しかったのですが、夢中で聴くあまり、殆どメモがとれてなかったのです…。

とりあえず、いつもの如く、以下、当日のメモより抜粋です。


  • 方向付けどうしてますか?

・なぜここにいるのか?を共有する。
・ふりかえりを行い、次のコミットメントを決定する。
・チームでやることリスト、やらないことリストを作るので盛り上がった。
・上司に対しては、口出ししないことを約束してもらう。
(まさにアジャイル・アライアンス!)

・メンバーがとのようになりたいのか?どのようなことが求められているのか? については、各人と面談を行って把握し伝えあう。

・「どこに向かせる」と、「どうやって向かせる」がごっちゃになってないか?

・全員同じやり方で同じ方向は向かない。
 →チームメンバーのために何をしていますか?

・エンドユーザーは誰か?を意識する。
 →ヒアリングを行う
 →チームが「顧客」にとって何か必要か?を考え始める。

・結局、最後は信頼関係。


  • 問題は早く見つかるのか?

・対話できていない部分の問題は見つからない。
・データモデルを決める。
 →設計がぶれない。手をいれる場合でも見通せる。

アジャイルでない場合、問題が隠されがち。
 →アジャイルだと、容赦なく見えるようになる。

リスクヘッジをどうするか?
 →リスクが大きいものから早期に始める。

アーキテクチャは育てていくもの
・横の繋がりのチームを作る。


というテーマもあったのですが、ここからメモがすっぽりと抜けておりorz
かわりに、私のアジャイルやって変わったこと、を置いておきますね…。


  • チームメンバーが「楽しい」と言ってくれた

当時は、朝会とふりかえり、ExcelによるPBL管理とペアプロもどきしか行ってなかったのですが、ふりかえりの時に、既存のメンバーが、新規メンバーに
「リリースが終わる度に、こうやって反省会してるんだ。楽しいよ!」
と言ってくれたことが印象に残っています。
吊し上げでなく、問題vsチームという意図が伝わっていたんだと嬉しくなりました。


  • 自分からタスク一覧を見て、担当を名乗り出てくれるようになった

「皆、効率の良い進め方が違うだろうから、期限までに仕上がっていればOK。」
「期限内のスケジュールは自己裁量で調整。マズイと思ったら即アラーム。」
「アラームが早ければ早いほどリカバリが効く。チームでフォローしあえる。」
「最終手段で私もコード書けるし、テストも可能。サポートするから安心しれ。」
「情報は全て開示する。自分の担当外でも、どこで影響出るか分からないので。」

というような考えを伝え、実行してきた結果、最終的にはメンバーが各自でチームを意識して、スケジュールとタスクを確認し、効率良く動いて、タスクをどんどん回してくれるまでになりました。
メンバーが優秀だったのも幸いだったのですが『各自が判断できる材料を揃えることを重視した』というのが良かったのかな、と思っています。


あと、チーム全体の様子を把握して、ダレた時に喝を入れてくれるマネージャの存在も大きかったですね。
私の未熟なチームビルディングを支えてくれた、キーパーソンとして感謝しています。


ビアバッシュ

毎度おなじみビアバッシュ。
#個人的には横浜道場の真髄だと思っています。


今回は、職場は異なるのですが、同じ会社から、
@tmk_beta様、@angelhalo10000様と一緒に参加したので、今回のビアバッシュ中は社内外のことも含め、久方ぶりにお二人と雑談してました。

お二方とも、アジャイルサムライの道場参加は初めてとのことだったので、いきなりのモヒカンチックな雰囲気にドン引きされていないかだけが心配ですが…;


用語については、本を読み進めていくうちに、自然と身についていきますし、人見知りについては、私自身がそうなので、全然問題ないと思います! なので次回も是非!是非!!(強引)


なお、自分は、自社の組織的な問題解決において、アジャイル的な考え方が、ある程度、適用できるんじゃないかと思っているので、社内でも、その辺りの話題を振ってやると喜びます(笑)

元々がデマルコ信者なので(20世紀以降の)知識労働者に対する組織論のベースが、アジャイルの思想に近いところから来ているんですね…。

ピープルウエア 第2版 ? ヤル気こそプロジェクト成功の鍵

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ゆとりの法則 ? 誰も書かなかったプロジェクト管理の誤解

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どちらも古い本だけど、リーダーやる人は、どっちかを一度は読んでてほしいなぁ、と思ってたり。


#なんか横浜道場の感想というより、自分の思想を語る記事になってしまった;


今回も良き場を設けてくださったスタッフの皆様、参加者の皆様に感謝です!


おまけ。

9月1日に、アットウェア様で行われたTDDBCにおいて、横浜道場の道場主様が並々ならぬファシリテーション力を発揮されたということを耳にしたので、当時の様子を参加者に聞いてみました。


…………。


結果↓