蛙のつぶやき

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アジャイルサムライ読書会 横浜道場「荒ぶる四天王」 に参加しました

GO!

というわけで、6/21に、アジャイルサムライ読書会 横浜道場「荒ぶる四天王」に参加しました。ブログへの記載が遅くてすみません…。


読書会の詳細や話の流れは、
こくちーず(http://kokucheese.com/event/index/41309/
Togetter(http://togetter.com/li/325229
等でどうぞ。


本編

久々の通常回です。今回の輪読範囲は、
5.4 何を諦めるのかをはっきりさせる。
5.5 何がどれだけ必要なのか
でした。


ディスカッションの内容は「トレードオフ・スライダー」と「荒ぶる四天王」を軸に
品質・予算・信頼といったキーワードが多く出ました。

また、横浜道場のインセプションデッキもディスカッションの手助けになりました。
ありがとうございました!
https://www.dropbox.com/s/btq1bf96p4q63v8/agilesamurai-yokohamadojo-inceptiondeck.pdf


今回の気になったフレーズは以下の通り。

トレードオフは「優先順位」であって「優先度」ではない。

⇒あくまで度合いでなく順位。重要度と混同しやすいので注意。

トレードオフスライダーは相手の文化を知るもの

⇒お客様よって、価値観が違う。
 その違いを炙りだすために行う対話用のツール。

インセプションデッキはチームビルディングに使えるのか?

⇒個人的には「チームビルディングの取っ掛かりに使えるツール」だと思う。
 まずはチームがそこにいる意味と目的を共有しないとね…。


あとは写真で。
うちのテーブルのまとめです。
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自分のメモ。
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今回のKPTです。
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ビアバッシュ

今回のビアバッシュ中に、@ さんのLTがありました。

History of WaterFall

https://speakerdeck.com/u/semiyashin/p/history-of-waterfall

最近、アジャイル vs ウォーターフォール と言われる傾向にありますが、

というコンセプトのトークです。
スライドだけで読んでも分かりやすいので、イメージでウォーターフォールを捉えている人は必読。


正しいウォーターフォールを把握すれば、現在の自分の疑問、
アジャイル」が形容詞なら「アジャイルウォーターフォール」は存在するのか?
の答えにも近づくことができそうな気がしました。


ビアバッシュ中に、WaterScrumFall という単語が出てきたので、後日調べてみたら、
以下のブログに、アジャイルとWaterSCRUMFallについての話がありました。
http://blogs.gartner.com/nathan-wilson/waterscrumfall/


以下、結構いいかげんな意訳です。
自分は英語が苦手分野のなので、間違いがあったらツッコミください。

George Westerman は、“IT is from Venus, Non-IT is from Mars”のタイトルで、今週、Wall Street Journalに記事を公開した。
この記事は、ITと、他の組織との間の、典型的なコミュニケーションギャップを説明している。

正しく行われたアジャイルは、顧客に対して、より透明性・応答性のあるソフトウェア開発プロセスを作り上げることで、このギャップを埋めるのに役立っている。
ただ、残念なことに、IT側は、会社の他部門に受け入れられぬまま、アジャイルを採用する傾向があるのだ。

その結果、プロジェクトは、"コーディング"フェーズが、SCRUMの1イテレーションに置き換えられた、典型的なウォーターフォールプロジェクトのように見えてしまう。
これは、しばしば「WaterSCRUMFall」と呼ばれている。

この方法で進められたプロジェクトは成功できるが、アジャイルがもたらす、非常に効果的な、高レベルのコミュニケーションやフィードバックの利点を得ることはできない。


普通に日本語の情報だけ調べてたら、このような情報は追えてませんでした。
広く色々な内容が耳に入ってくるのも、読書会・懇親会の良い点ですね。
感謝です♪