蛙のつぶやき

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アジャイルサムライ読書会 横浜道場「ユーザーストーリーを集める」 に参加しました。

DASH!

7/5に アジャイルサムライ読書会 横浜道場「ユーザーストーリーを集める」に参加しました。初っ端から走ってますが、無事、間に会いました。


開催内容の詳細と当日の流れは、
こくちーず(http://kokucheese.com/event/index/42827/
Togetter(http://togetter.com/li/332950
をどうぞ。


本編

今回の輪読範囲は、
第3部 アジャイルな計画作り
からでした。

章の内容は、様々な例に基づいて、ユーザーストーリーを記載する方法を学んでいくようになっています。
ユーザーストーリーのポイントは「顧客にとっての価値を書く」ということ。


今回のディスカッションで気になった事は…

ユーザストーリーの粒度について

⇒顧客と開発の意思疎通を行うためのツールなので、どちらも分かる言葉で書くこと。
専門的な用語を排除し(顧客、開発ともに)、顧客にとっての価値を記載する。
自分の経験上、顧客としては、欲しい機能が実現されていれば、内部の作りは、あまり気にしないことが多いかも…。
「相互理解」「INVESTを極力満たす」がカギ。


テストできる(Testable)について

⇒テストしづらいユーザストーリーはどうしよう? という話題があった。
具体的な例だと、115ページにある2つのストーリー

  • ウェブサイトはサクサク表示して!
  • デザインはマジかっこよく!

のうち、デザインについて。
「サクサク表示」は、次のページに具体例が出ているけど、こっちのテストはどうしたら良いのか?
 
…ちょっと考えてみたんだけど、
誰のためのストーリーで、何をしたいのか、なぜそうしたいのか」のテンプレートに当てはめてみると、
「10代から20代サーファー向けの、ホットなデザインにしたい。なぜなら店で扱っているアイテムが…。」
まで、ストーリーを具体化してもいいのかなー、と思った。

これならば、10~20代のサーファーを集めて、デザインのモックを見せる、という方法がテストとして採用できる。


インセプションデッキに書かれていることをユーザストーリーにも盛り込むのか?

⇒個人的には盛り込む派。以下私見。

ユーザーストーリーは、更に粒度が粗いので、それを軸にして、細分化させた事がユーザーストーリーに含まれる、といった感覚がある。
粗すぎると、必然的に暗黙の事象が出てくるため、それはユーザストーリーに記載しておいた方がいいのでは。
 
例として「中年向けの健康管理サイト」「最初に性別と年齢を登録するだけで最適なプランを提示できる!」というパッケージデザインがあり、そのユーザストーリーだとしたら、「入力できる年齢は?」の疑問が出る。

この時点の暗黙の了解として「中年向け」とあるが、「中年」の範囲は明示した方が良いかと(業界、人によって思い浮かべる年代が違うため)


テーブルのまとめ
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他のディスカッション結果
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自分メモ
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最後に、KPTの写真を。手ブレしまくりでスミマセン…。
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Tryに書いた通り、次回はテーブルのまとめ発表をしたいと思います。
言っちゃった…。


アジャイルウェディングの詳細は、Togetter(http://togetter.com/li/332950)をどうぞ。お義父さんがスクラムマスターだと大変だなぁ(笑)